融資の申込み
家や車、そういった大きな買い物をするときに、手持ちの資金が足りない。
そのようなときには、どこかの金融機関などに融資を申し込んで買うという選択肢があります。
ここでは、その融資の申込みについてみていきます。
【条件】
融資を受けるには、様々な制限があり、条件にあった人でなければ審査が通りません。
その条件は次のようなものがあります。
☆資金の用途
消費者金融などであれば、その融資資金の用途は何に使ってもかまわないということになっています。
けれども、事業向けの融資、住宅、教育向けの融資などその用途を制限しているものもあります。
まずは、自分が何のためにお金が必要なのかを確認して、その用途に使える融資を申し込みましょう。
☆融資対象
融資は、誰にでもしてくれるものではありません。
ビジネスですから、確実に融資した金額を回収できる人に貸すための審査を行います。
条件となるのは、年齢。
仕事についているであろう最低の年齢から、仕事を引退する時期がだいたいの目安です。
微妙に各社で年齢の設定が異なりますので、自分の年齢がその対象になっているかを確かめましょう。
次に条件となるのが、定職。
これは安定した収入があるということで、返済が可能だと判断する根拠になります。
ただ、主婦のように配偶者の収入で返済が可能な場合、パート・アルバイト、派遣社員のように非正規雇用であっても毎月収入があれば、融資の対象とする会社もあります。
そして、収入。
特に、50万円を超える高額の融資になってきますと、定職についているだけではなく、ある一定の基準(例:年収400万円以上)を設けています。
☆銀行口座
銀行の融資を受ける場合には、融資を受ける銀行に普通預金口座を持っていなければなりません。
このとき、名義・住所は申込人と同一名義・同一住所にしておく必要があります。
【申込み方法】
まずは融資の申込みをするところから始めます。
方法としては、主に次の通り。
窓口、インターネット、携帯電話、FAX、電話、自動契約機
↓
【審査】
申込みを受けると、金融機関・消費者金融業者等は申込人の住所氏名、勤務先が申請内容と合っているのか、収入から判断して返済が可能かといったことを審査します。
消費者金融では、最短30分で審査が完了します。
↓
【結果】
審査結果は店頭・自動契約機であればその場で、その他であればメール、電話等で知らされます。
カードローンの場合には、店頭・自動契約機であればすぐにカードが発行されます。
その他は郵送もしくは、店頭まで取りに行くことになります。
↓
【融資】
銀行の場合には、審査が通った場合には店舗まで行き、契約書を交わします。
契約が成立すれば、その銀行の口座に融資がなされます。
消費者金融・信販系の場合には次のようになります。
口座振込、店頭窓口、融資会社のATM・CD、提携金融機関のATM、コンビニ
↓
【返済】
返済は契約した返済方式(例:我利均等返済方式、定率リボルビング方式)に従い、元金と利息をあわせた返済金額をかえさなければなりません。また、期日が定められている場合には期日に間に合わなければ、遅延損害金をしはわらなければなりません。
返済方法は、次のものがあります。
口座自動引落、銀行振込、店頭窓口、融資会社のATM・CD、提携金融機関のATM、コンビニ
◇必要書類
融資の申込みには次の書類が必要となります
・本人確認書類(運転免許、パスポート等〈コピーでも可能〉)
・収入を証明する書類(源泉徴収票、給与明細等)
・通帳(銀行での融資の場合)
(事業性の融資の場合)
・確定申告書
・資産・負債、収入・支出がわかる書類(決算書等)
・印鑑証明書
・納税証明書
《金融機関の比較ポイント》
融資を受けるときには、様々な点で比較することが可能です。
融資を受ける時に関わる点、返済に関わる点を見ていくことで、一番自分に適した金融機関を選ぶことが出来ます。
・融資を受けるときに関わる点
①融資限度額
まず、資金調達の手段としての融資ですから、必要な金額を集められなければ意味がありません。
たとえば、飲食費の手持ちがないとので借りるという程度であれば、それほど各社に違いはありませんが、家や車、会社の運転資金といった事に必要な場合には数百万円以上の金額が必要となります。
自分がどのくらいの資金を必要としているのかを計算して、そして、融資限度額はどの様に設定されているのかを比較しましょう。
②審査
これは、融資の際には、定職や収入、担保、他社の借入などを総合的に審査するのですが、その基準はそれぞれ異なります。
比較的、簡単に融資をしてくれるところもあれば、収入の基準が満たないために否認される事もあります。
ただ、1社で融資を断られたとしても、他の会社で融資の基準をクリアしているということはよくあるので、口コミなどで審査の難易度をチェックしてみましょう。
一般的には、銀行系が審査が厳しく、消費者金融系が易しい、信販系はその中間といわれています。
・返済に関わる点
①実質金利
融資というのは、借金であることを忘れてはいけません。
借りた金額には利息を付けて返すのがルールです。ですから、返済のことを考えて、より低い金利設定にしている会社を選びましょう。
ただ、金利の設定が、消費者金融では融資額と一緒に設定してしまうことに注意です。
通常、高額融資は低金利となっているのですが、融資額と一緒に設定する場合では、少額での融資で申し込んでしまうと高い金利設定になってしまいます。
対して、信販系などでは、融資限度額と金利が設定されるので、より高額の融資限度額を設定するようにすれば、低い金利で借りることが出来ます。ただ審査はその分厳しくなってしまいますが。
そのような点を注意しつつ、すべてのパターンを考えどこが一番低金利で融資を受けられるかを判断しましょう。
②返済方法
各金融機関ごとに、月々の支払額・最低返済額を決定する方法が異なります。
・元金均等方式
融資の元金を返済回数で割って、そこに借入残高に応じた利息を加えます。
・元利均等方式
融資の元金と利息を最初に計算し、それを返済回数で割ります。
・元利定額リボルビング方式
毎月、1万円なら1万円を返済金額(元金と利息を含んでいる)と定め、支払います。
・元金定額リボルビング方式
元金の支払額だけを定額として、そこに支払利息を加えます。
・元金定率リボルビング方式
融資額などに応じて返済する元金の額を決めておき、そこに利用残高と日数に応じた利息を加えます。
・残高スライドリボルビング方式
借入残高に応じて、返済額や最低支払額が決定します。
・残高スライド現金定額リボルビング方式
元金の支払額だけが借入残高に応じて変わっていきます。
・残高スライド元利定率リボルビング方式
借入残高に応じて、定率(残った元金と利息を足した金額の中からどの割合で返済するか)が変わります。
・残高スライド元利定額リボルビング方式
借入残高に応じて、定額(毎月元金をいくら支払うのか)が変わります。
元金を早く返せる方法程、利息は減り、総合的に見ると返済金額も減ります。
ただし、そのぶん月々の返済金額が上がるのがほとんどなので、月々の負担は増します。
★融資で注意する点
まず、気をつけるのは怪しい業者に引っかからないという点です。
最近は、金融庁によるグレー金利への態度が決まったことから、法外に高い利子を設定しているヤミ金融の取り締まりが強化されています。しかしながら、ヤミ金融は、会社の実態もなく、連絡先が携帯電話ということからその根をつみ取ることが難しいのが現実です。
ですから、電柱に貼られていたりやポストに入っている業者には連絡しない、連絡先が携帯電話しかない業者は利用しない。財務局や貸金業協会に登録をしていない業者は使わない。といったことに気をつけましょう。
次に気をつけるのは、多重債務です。
特に消費者金融は、比較的審査が通りやすく、また融資がコンビニやATMといった身近にいくつもある場所で出来るということから、手軽に利用してしまいがちです。
また、融資を返済義務のある借金ではなく、自分の資金だと勘違いをして、返済能力を超えてしまうことも。
テレビのCMで注意をしているように、利用するならば返済まで考えて利用してください。