高額融資・大口融資
資金調達の手段として、個人の場合は、50万円程度の融資限度額を設定している消費者金融で事足ります。
しかし、個人事業主、法人の場合には、事業の運転資金として資金が必要であるときには、その程度の金額では足りません。
そこで、大金の融資を行う高額融資・大口融資を行う金融機関があります。
ここでは、その高額融資・大口融資とは、どの様なものなのかを見ていきます。
☆融資の目的
高額融資・大口融資を受ける状況とすれば、主に次のようになります。
(個人)
住宅の購入
自動車の購入
教育資金
(事業者・法人)
事業の運転資金
このような事項に必要な金額は、10万、50万では足りません。
したがって、高額融資・大口融資の融資限度額は最低でも数百万円、場合によっては1億まで貸し出すことが可能です。
☆融資の対象
年齢、定職といった条件にあい、なおかつ収入が基準を超える者
☆高額融資・大口融資の特徴
高額融資・大口融資は少額での融資に比べて、金利は低く設定されています。
ただし、毎月の支払金額の設定が高く設定されているので、月々の返済にたいする負担としては高いといえるでしょう。
このような特徴をふまえて、事業者・法人の運転資金だけでなく、個人が複数の債務をまとめて金利負担を減らし、最終的な債務負担を減らすというおまとめローンとしての利用も一般的です。
◇高額融資・大口融資を行う会社
そもそも、融資を行うのはすべてが同じ系統ではなく、大別すると次の3つに分かれます。
・銀行系
・信販系
・消費者金融系
さらに、この3つには、それぞれ特徴があり、自分が必要な融資にあわせた会社の選択が必要です。
◇3種の比較
具体的な点で比較すると次のようになります。
(金利)
消費者金融系 > 信販系 > 銀行系
(融資限度額の高さ)
銀行系 > 信販系 > 消費者金融系
(審査の難しさ)
銀行系 > 信販系 > 消費者金融系
つまりは、返済に関わる金利は安く限度額も多い銀行系が理想的なのですが、それだけ審査は厳しく借りることが難しいということです。対して消費者金融系は、金利が高く融資も他に比べると幾分か低いのですが、それだけ審査が通り易く緊急性を有する資金調達に便利です。
ただ、消費者金融でも30日間や10日無利息ローンといった商品を取り扱っています。
すぐに返済できる目処がついているならば、そのような商品を利用することもオススメです。
【融資の流れ】
会社選択:まずは融資金額や金利、返済方法などを考慮して融資を申し込む会社を選びます。
↓
申込み:電話、ネット、店頭などで融資の申込みをします。
↓
審査:直接で向いている場合などはその場で、電話やネットは、電話・メールで融資が可能かの連絡が来ます
↓
契約:その場で渡された、もしくは郵送されてきた契約書類に必要事項を記入して契約を結びます。
契約が結ばれると、カードローンの場合にはキャッシングカードが直接・郵送で送られます。
↓
融資:審査の後すぐに融資を受けられる場合には、申込みをした本人の口座に融資の資金が振り込まれます。
自分で融資の手続きをする場合には、各金融機関の提携ATM・CD、店頭などでキャッシングが行われます。
【必要書類】
本人確認書類(運転免許証、パスポート等)
所得を確認できる書類(源泉徴収票、納税証明書)
不動産担保に必要な書類:(登記簿謄本等)
《高額融資・大口融資を行っている会社の比較》
・融資限度額
| 700万円 | オリックス信託銀行 |
| 500万円 | シティカードジャパン株式会社、オリックスVIPローンカード、住信SBIネット銀行、武富士、スルガ銀行、楽天クレジット「マイワン」、三菱UFJニコス、JCBビジネスローン |
| 300万円 |
アコム、DCキャッシュワン、プロミス、モビット、アットローン、GE Moneyカードローン |
| 100万円 | レイク |
・実質金利(最高水準がより低い会社順)
オリックス信託銀行:5.9%~9.5%
住信SBIネット銀行:5.5%~10.0%
JCBビジネスローン:15%
オリックスVIPローンカード:5.9%~15.0%
プロミス:7.9%~17.8%
SBIグループイコールクレジット:6.5%~17.5%
GE Money カードローン:7.8%~17.5%
UFJニコスカード:7.8%~17.6%
楽天クレジット「マイワン」:6.9%~18.0%
アコム:7.7%~18.0%
アットローン:9.5%~18.0%
モビット:9.8%~18.0%
DCキャッシュワン:12.0%~18.0%
武富士:13.5%~18.0%
レイク:15.0%~18.0%
★高額融資・大口融資での気をつけること。
高額融資・大口融資は、融資金額の大きさが通常の融資よりも格段に高いことから、慎重な判断が必要です。
しかし、月末までに資金がないと会社が不渡りになるといったせっぱ詰まった状況になると、判断能力というのは鈍ることも。
そのようなところにつけ込み、たとえ多重債務者でも多額の融資をする、自分の会社では貸せないが融資してくれるところを紹介するといった甘い誘惑で、高い金利や紹介料・信用料金を請求する会社もいます。
不審な点を持つ会社の話は、絶対に聞かないことです。